仕事の面に限って言えば、誰にでも人生の中でターニングポイントが一度はあります。その時に転職することもあれば、社内での立場や役割が大きく変更されることも多いでしょう。
しかし仕事を続けていく上でも、社会人となってから一貫して主となる経歴を1つは確保しておきたいところです。業界経験など、そこに資格を伴うようなものならさらに良いでしょう。
また資格などがなくても、保険や雇用などの手続きを含んだ事務処理が得意であったり、営業マンとしてタフなハートの持ち主であれば同様に心強いはずです。
仕事のやり方が途中で変わるのは、環境の変化が原因として挙げられます。評価基準が異なり従来の仕事を否定される時は、自身のためにも会社のためにも転職や配置換えも避けられません。
この時点で1つでも自信が持てる分野があれば、ターニングポイントを上手に乗り越えていけるでしょう。
社会人となってから培った強みをベースに、現状で習得できそうなものを探し付け加えていきます。いくつか追加されると、ベースとなる強みを活かしつつも新しい形が模索できます。
この時に注意したいのが、どんな職業であってもベースと言える強みを持たずに社会人を続けてきた場合です。
せっかく何十年も社会人として働きながら、また1から始まるのではこれまでのキャリアが無駄になってしまいます。
例えばずっとアルバイトとして働いていても、意識を持って社員の目線や役割りから何かを吸収できればしっかりとしたベースができてきます。そうすれば、将来のある時に迎えるターニングポイントでも、自分の人生を見失わずに済むでしょう。